ROEとは
株式投資をする上で必ずチェックするべき項目としてROEが採り上げられるようになってきました。株式投資指標のなかでも特に注目されている指標の1つです。
ROE(Return On Equity)は株主資本利益率のことです。
ROEは企業が株主の投資した資金を使って、いかに効率的に利益をあげているかを表したもので、次の算式で算出されます。
ROE = 当期純利益 / 株主資本 × 100
株主資本というのは貸借対照表の株主資本の合計になります。
2006年の会社法によって、資本の部が純資産の部という名称に改正されています。
株主資本は純資産の部の一部になっています。
古いサイトや素人のサイトにはいまだに、株主資本というのは貸借対照表の資本の部の合計であると古い説明がされていることがあります。
現在では「資本の部」という表示は公開会社のどの決算書にも使用されていないので注意しましょう。
また、ROEの算出で使う利益は税引後当期純利益を使います。
ROEは企業の収益力を測るモノサシの一つでもありますが、株主やこれから株式投資をする立場の目から見ると、その企業への株式投資がどれほどの利益を生むかの採算性も示していることになります。
企業は、株主資本(自己資本)と他人資本(負債、借入金)を使って事業を行います。そして、そこから得られた収益の中から、他人資本には利子を支払い、税金を差し引いて最後に残った税引後当期純利益が株主の所有持分になります。
したがって、ROE(自己資本利益率)は、株主の持分に対する投資収益率を意味することになります。